近年、新築よりも中古マンションの購入を検討している方が増加しています。新しく住むなら新しい空間で、というわけではなくあえて中古マンションを選ぶメリットとは一体どういうものが考えられるでしょうか。まず、新築に比べ大幅に安く購入できるという点です。築年数が経過するにつれ、マンションの価格が下がるため、ある程度年数が経ったマンションほど購入しやすくなります。
一般的に新築のマンションは約15年で半値まで下がる傾向にあるため、ローンも組みやすく特に人気です。ただし、交通の利便性が高いなど環境や立地によってはそこまで値下がりしない可能性もあるので注意してください。次に、中古マンション購入のメリットは希望の立地と間取りで購入できる可能性が高い点が挙げられます。現地に赴いて部屋の状況を見る際、より実生活をシミュレートしやすいです。
また、近隣の住民の情報を知ることができる点も良いところです。無用なトラブルを避けられるため、入念に調べましょう。時間帯によって住民の生活サイクルや治安状況も変わるため、最低でも昼と夜間の1回ずつ以上は訪れて下見してください。ほかに、管理状況を把握しやすい点も利点です。
管理会社に詳しく質問するのはもちろん、実際に赴いた際に、駐輪場の整頓具合や、エレベーターやエントランスなど設備のメンテナンス具合や清掃具合、掲示板の掲示状況、ゴミステーションの使用状況など、しっかりチェックすることで良い物件かどうかを判断することができます。管理がしっかりしている物件は、今後売却する際に高額で、かつ買い手が早く見つかりやすくなるため、先を見通して調べておきましょう。
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